Exness(エクスネス) ソーシャルトレーディング(トレーダー選択編)
皆さん、ソーシャルトレーディングしてますか?
大統領選やコロナの影響により相場も大荒れ状況の中でも利益を積み重ねることが出来るのが、プロのトレーダーというものです。
ソーシャルトレーディングであれば、プロのトレーダーの方々のコピー取引により、全く相場観が掴めなくても利益を積み重ねることも可能でしょう。
今回は、そんなプロのトレーダーの方々を一体どうやって探して行けば良いのか?
今回で、Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングの三部作が完了となります。
前回までのソーシャルトレーディングの記事につきましては以下のページをご覧ください。
第一部:Exness(エクスネス) ソーシャルトレーディング(準備編)
第二部:Exness(エクスネス) ソーシャルトレーディング(Exness Social Tradingアプリ解説編)
なお、トレーダー選択編につきましては、筆者がトレーダー選びとして判断基準にしたものを記述しております。
もっと良い選び方もあると思いますので、本編を参考にして、是非ご自身なりの良いトレーダーの見つけ方を検証してください。
本記事につきましては、前回の記事でアプリの使い方を覚えていただいたと思いますので、操作方法などの説明は省略させていただきます。
第1選択条件:投資家数が多いとたくさんの人が注目しているトレーダー!
まず、筆者が第1の選択条件に挙げているのは、投資家数です。
投資家数とは、我々と同じくプロのトレーダーの方々にトレードをして貰いたい側のことです。
つまり、この投資家数が多いほど、それだけの数の投資家の方々が、このトレーダーに注目をしているということになります。
各投資家たちは、それぞれ様々な分析をして、そのトレーダーを選択したということは、とても深い理由があると汲んでいよいでしょう。
以下は本記事を作成した段階での投資家数のランキングとなります。
1位の方は2位を引き離して1,092人の投資家数がコピートレードをしております。
4位以下につきまして、投資家数にそれほど大きな差はありませんでした。
とりあえず、この投資家数が多い=たくさんの方々が注目しているトレーダーだということが分かれば問題ありません。
第2選択条件:リターン・有効証拠金・下落率を多角的に判断しよう。
つづいて、ハイリスクか?ローリスクか?を考えましょう。
もちろんではありますが、ハイリスクなのにローリターンは選ぶのを辞めましょう。
では、ハイリスク・ハイリターンスタイルかローリスク・ローリターンスタイルのどちらかを選択しましょう。
なお、リスクの値の判断は、Exness(エクスネス)のスマートフォンアプリによると、
1~5:中程度のリスク
6~8:高いリスク
9~10:非常に高いリスク
と記載されております。
ただし、このリスクの数値はかなり適当だと筆者的に思います。
その為、
リスクが高い=リターンが大きい、トレーダーが存在している期間が短い、ドローダウンが大きい
リスクが低い=リターンが小さい、トレーダーが存在している期間が長い、ドローダウンが小さい
と念頭に入れた状態でトレーダーを探しております。
リスク値は参考程度にしておきましょう。
ハイリスク・ハイリターンを求める方
ハイリスク・ハイリターンを求める方はまず前提として、証拠金が無くなる可能性も考えた上でトレーダーを選択してください。
先程、リスク値は参考程度にしておきましょう。という理由が以下のとおりです。
このトレーダーは、約3ヶ月間でリスク値5に対して、リターンが771%。
つまり、例えば10万円を771,000にしたということになります。
ここまで証拠金を増やしているのは素晴らしいと思います。
では、実際にリターン・下落率について見てみましょう。
リターンのグラフは以下のとおりです。
見ていただいたら分かるとおり、一気に増えては一気に減らし、一気に増えては減らし、最近は少しずつ利益を増やしているように見えますが、かなり厳し目のグラフだと思います。
下落率のグラフは以下のとおりです。
6月と8月に下落率が100%になっています。つまり、証拠金が全て無くなった月ということです。
ここまで見ていただけたら、おわかりになると思いますが、ハイリターンの方のコピートレードをするということは、うまくいけば、ある一瞬に大きく勝つことは出来るかもしれませんが、証拠金をいつ無くしてもおかしくないトレードをしているということがわかります。
そして、そのトレードを続けていくということは、リターンが返ってくる前にご自身の資産が底をつくという可能性も秘めています。
ローリスク・ローリターンを求める方
恐らく投資家の方々はこれが理想的なものだと思います。
リスクが少なく着実に利益を積み重ねている。そういうトレーダーの探し方をご説明いたします。
まず、この情報をご確認ください。
リスク値については、2となっております。参考程度に見るとしても低めです。
リターンは45%。少なめです。
この画面で1つ忘れずご確認いただきたいのが、リスクスコアやリターンの下に小さく書かれている文字列です。
この画像の場合、「直近4ヶ月」と書かれています。
つまり、この画像から分かることは、
このトレーダーは4ヶ月間かけて、リスク少なく初期証拠金から45%増やした。
となります。
更に、この方のリターン・下落率を見てみましょう。
リターンのグラフは以下のとおりです。
真ん中ぐらいまでは上下上下しておりますが、少しずつ綺麗な右肩上がりのグラフとなっております。
下落率のグラフは以下のとおりです。
グラフだけ見ると大きく下落しているように見えますが、そんなことありません。
証拠金に対してこの4ヶ月間で6.83%が最大下落率です。
第2選択条件 まとめ
前者のハイリスクと後者のローリスクの場合をご覧いただきました。
一覧で見てもわかりにくいことも、リターンと下落率を確認することにより、リターンが本当に正しいのか、そしてリスクがどのくらいあるのかを多角的に判断することが可能となります。
第3選択条件:現在のポジションは必ず確認しよう
良いトレーダーが見つかったとして、コピートレードを開始しようと考えた場合、そのトレーダーが現在ポジションを持っているかどうか、持っている場合、どういう状況なのかを必ずご確認ください。
例えば下の画像をご覧ください。
この方の現在のポジションはこのような状況です。
既に140ドル程度プラスになっており、未来に期待が持てる状況だと思います。
しかし、この画像から注意をしなければいけないことがあります。
それは、ポジションのエントリー日時を確認してください。
この画像の場合、7月6日からずっとポジションを持ったまま決済していないということです。
更に履歴画面を見てみましょう。
最後に決済したのが7月7日です。
つまり、この2つの情報から・・・この方は何かの理由によりトレードをしていない可能性が浮上してきます。
もちろんとんでもない値幅を利確しようとしているのかもしれませんが、これではその判断が不可能です。
つづいて、違う方の現在のポジションを見てみましょう。
結構なマイナスのまま、ナンピンを繰り返していることがわかります。
でも、このトレーダーの履歴を見るとかなり良い状況だったので、コピートレードを開始したいと思います。
コピートレードを開始すると現状のポジションと同ロットが現在の価格で注文される
結論から書きましたが、コピートレードを開始すると、既にそのトレーダーが持っているポジションと同ロットが現在の価格で注文されてしまいます。
つまり、上の画像の場合は、ポンドル0.4ロットが1.32160の価格で自動的に注文され、そのポジションを持ってしまうことになります。
この場合、既にこのトレーダーがマイナスのポジションであったとしても、投資家の立場としてはこの価格での平均価格となりますので、マイナスが無い状況からのスタートということで有利な状況でスタート出来ます。
しかし、ご注意ください。
このトレーダーはそろそろ損切りするかもしれません。
つまり、コピートレードを開始した直後にトレーダー判断で損切りがあった場合、ただ損切りに付き合っただけという結果になる可能性もあります。
更に、以下は大変重要なことなのでご注意ください。
今回はマイナスのポジションを持った状態のトレーダーをコピートレード開始したので、現在価格でのポジションとして一括注文サれましたが、これがプラスのポジションを持った状態だった場合はどうなるのでしょうか?
以下の画像を例にご説明いたします。
既に持っているポジションがプラスでした。
この方のコピートレードを開始した場合、このロットをAUDCADの現在価格0.9545で注文されます。
しかし、この方が利益確定のストップを0.954に入れていた場合、なんと、このトレーダー自体はプラスですが、後からコピートレードを開始した投資家はマイナス決済となってしまいます。
以上のことより、可能であれば、現在ポジションを持っていない、もしくは出来る限り少ないポジションしか持っていないトレーダーの状況を確認し、コピートレードを開始することを推奨いたします。
番外編:トレーダーの証拠金と投資家の割当証拠金の割合
まず、以下の画像をご覧ください。
このトレーダーはポジションを持っていない状態で有効証拠金が852.72USDを持っています。
投資家の私は300USDしか持っていません。
ソーシャルトレーディングでは、そのような場合でも問題ありません。
トレーダーの証拠金に対して、割り当てる投資金額を決定できます。
例えば、100USDを割り当てた場合、このトレーダーが取引するロット数に対して、証拠金の割合で自動的にロット数も調整されます。
Exnessでは通常、最低ロット数が0.01と決まっておりますが、この場合、0.01より少ないロット、
0.001などのポジションも持ってくれますので、問題ありません。
Exness(エクスネス) ソーシャルトレーディング全体まとめ
ここまでで3部作のExness(エクスネス)ソーシャルトレーディングについての紹介をしてきました。
常日頃より、手動でのトレードをしている方は、メンタルを削り、分析をして、利益を積み重ねなくてはいけない重圧と戦いながらという大変なトレードをしていることと思いますが、ソーシャルトレーディングはその重圧を一手に引き受けてくれるトレーダーに投資をし、そのトレーダーを応援しながら利益を積み重ねるという、全く違う方法となっております。
筆者自身もまだソーシャルトレーディングを始めたばかりですが、コピートレードをするということにより、このトレーダーに対して愛着が湧き、大きな損切りをした時は一緒に悲しみ、大きな利益を手に入れた時は一緒に喜ぶというような気持ちとなっております。
もちろん利益が重要なことは当たり前ですが、新しい投資という形としては良いのではないでしょうか?
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